アニメ「オズマ」あらすじ このページでは、アニメ「オズマ」のストーリーを紹介しています。ネタバレを含む内容となっているので、原作やアニメ作品を未読・未視聴の方は注意してください。 あらすじ 未来の地球は、全てが砂に埋め尽くされ荒廃していた。もちろん、地球上にいる生態系にも様々な異変が起こっていました。太陽の異常活動が原因で大気の層が破壊された事により、人類のDNAに欠陥が生じ、世界規模で出生率が劇的に低下していました。このままでは人類が絶滅してしまう危険がある事から、政府は「人類再生計画」を実行します。「IC(アイディアル・チルドレン)」と呼ばれる優秀な機能を持つクローンを作り上げ、ICが統治する巨大な組織を作っていったのです。そんな世界で、本作の主人公「サム・コイン」は、砂賊船バルダノスに乗り、広大な砂漠で交易をして暮らしていました。交易をする傍ら、サムは兄の仇である謎の移動物体「オズマ」を追い求めていました。ある日、いつも通りオズマを探していたサムの前に、ICの軍隊「シーシアス」に追われる「マヤ」に遭遇します。サムは、シーシアスの攻撃からマヤを守り、バルダノスに連れ帰る事にします。無事、オアーゼ港に停泊するバルダノスまでたどり着いたサムとマヤですが、すぐにシーシアスの砂上駆逐艦に包囲されてしまいます。たった1人のために圧倒的な武力を行使するシーシアスの目的とマヤの正体とは?サムとオズマ、マヤとIC、様々な謎が蠢く壮大なストーリーが砂の海の上で繰り広げられていきます。 劇中用語 オズマ 広大な砂の海を移動する謎の超巨大移動物体。移動中のシルエットがクジラに似ている事から、サムを始めとしたバルダノスメンバーからは「砂のクジラ」と呼ばれている。サムの兄ディック・コインは、オズマを追って行方不明になっており、サムはオズマを兄の仇だと考えている。 IC(アイディアル・チルドレン) 人類再生計画を実行するために作られたクローン人間。実は、度重なる複製によりDNAが劣化していて、ナトゥーアの身体に自分たちの精神を注入しなければ生き延びる事が出来ない。 シーシアス ICが組織する軍隊。マヤを追いかける実行部隊で、マヤを助けたサムに対して容赦ない攻撃を仕掛ける。シーシアス総本部将軍は「ダンガ」、司令官は「ギド・ガイラー」。 ナトゥーア IC・シーシアスから見下されている存在。地球環境に異常が生じる前から存在した人類の事を指す。