アニメ「オズマ」出演者情報

このページでは、アニメ「オズマ」の主要キャラクターを担当した声優に関する情報をまとめています。

記載している情報は、2022年10月現在のものとなります。

柿原徹也

主人公のサム・コインを演じているのが「柿原徹也」さんです。

出身はドイツですが、両親は日本人で幼稚園時代の数年と小学1年生の頃以外は、18歳までドイツで暮らしていました。

高校生時代の社会実習で幼稚園の先生を務めていた時、アニメキャラクターのモノマネをすると子どもが言う事を聞いてくれた事がきっかけで声優を目指しようになりました。

日本に帰国してからは、埼玉県にある定時制高校を卒業、さらに学習院大学へと進学。

学生生活と声優活動を両立させながら、アミューズメントメディア総合学院声優タレント学科に通い、2002年頃に声優としての活動を開始しました。

「ネポス・ナポス(ティモ役)」や「天元突破グレンラガン(シモン役)」といった主要キャラクターを演じた実績から、2007年には第1回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。

それ以降も、「FAIRY TALE(ナツ役)」を始めとした、様々な作品の主要キャラクターを担当しています。

田中理恵

ヒロインのマヤを務めたのが「田中理恵」さんです。

小学生の時に低学年に披露した紙芝居を喜んでもらえた事が声優を志すきっかけになったと言われています。

高校卒業後に上京し、代々木アニメーション学院声優科に入学、声優と保育士のどちらを選ぶのか迷った時期もありましたが、より大きな世界で子どもたちに声を届けたいという理由で声優を選びました。

在学中にメディアワークス&サイトロンのヴォーカルオーディションでグランプリを獲得し、「悠久幻想曲2nd Album」のPS版オープニングテーマ「永遠の親友」で声優よりも先に歌手デビューを果たしています。

また、それと同時期に劇場版アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌」で端役として作品に参加もしています。

事務所所属後の1999年に「デュアル!ぱられるんるん物語」にて、ヒロインの1人真田三月役で声優デビューを果たします。

「ローゼンメイデン(水銀燈役)」や「働きマン(松方弘子役)」等、幅広いキャラクターを演じてきた実力派声優としても有名です。

黒田崇矢

マヤを追うシーシアスの将軍である「ダンガ」を演じたのがベテラン声優「黒田崇矢」さんです。

元々はテレビドラマや舞台といった俳優業で活躍していましたが、持病による体調不良から俳優業を休業していました。

その際に「身体への負担が少ない声優をしてみませんか?」と誘われた事がきっかけで俳優から声優へ転身します。

バリトンの渋く色気のある特徴的な声で人気を集め、声優としての代表作には「龍が如く」の桐生一馬役が挙げられます。

活躍はシリアスな作品だけに留まらず、「妖怪ウォッチ シャドウサイド(ジバニャン役)」や「フューチャーカードバディファイトシリーズ(黒き死竜アビゲール等)」といった子供向けゲーム作品にも多数出演しています。

速水奨

シーシアスの司令官ギド・ガイラーを演じたのが「速水奨」さんです。

高校時代に観た西田敏行氏が主演の舞台「写楽考」に感銘を受け、高校卒業後に上京します。

昼は貿易会社で働きながら、夜に青年座研究所で芝居を学んでいました。

半年後に劇団四季に移る事になりますが、劇団四季のミュージカル路線への変更と時期が被った事もあり、演劇へのモチベーションを失いつつありました。

たまたま見かけた雑誌「ぴあ」に掲載されていたニッポン放送主催の「アマチュア声優・ドラマ・コンテスト80」の副賞10万円に惹かれ、同コンテストに応募したのが声優になるきっかけとなります。

同コンテストでグランプリを受賞した事で声優デビューが決まり、ニッポン放送のラジオドラマ「超人ロック~コズミックゲーム~」等、様々な作品に出演する事になります。

1982年には、後に同氏の代表作になる「超時空要塞マクロス」のマクシミリアン・ジーナス(マックス)役をオーディションで掴み取ります。

深みや色気のある唯一無二の声を武器に「暗殺教室(浅野學峯役)」や「Fateシリーズ(遠坂時臣役)」といったミステリアスな役で活躍しています。